幕末下級武士のリストラ戦記 (文春新書) 価格: 767円 レビュー評価:4.0 レビュー数:6 自分の属していた組織が崩壊したらどう身を振るか?
下谷御徒町に生まれ16歳で御徒となった政恒は、28歳で幕府が消滅して俸禄を失う。
伝手をたどって江戸っ子なのに群馬県庁に奉職すること15年、50歳で東京に戻り小間物屋・紙張物屋を開業、還暦を過ぎて料理茶屋の帳場(経理であろう)勤め。更にこれに前後して帝室博物館に奉職、70歳過ぎまで働いた。
この間、23?47歳までに六男五女を儲けるという精力ぶり、敬服する。
政恒という人はマメだったようだ。幼少から老齢に至るまでの出来事について仕事や生活ぶりや累積収支まで細かく記している。加えて挿絵が非常にうま |
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総合学習のためのポートフォリオ評価 価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この本はポートフォリオ評価の理論と実際という構成になっている。特に理論部分ではポートフォリオ評価のこれまでの歴史的経緯や教育学的知見などについて書かれており、大変参考になる。ポートフォリオ評価の実際についても書かれており、これから導入しようと考えている人にも参考になると思う。 |
デザイン・ルール―モジュール化パワー 価格: 5,460円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 少なくとも「モジュール化とはなんじゃ?」「設計をモジュール化するとなにがよいのか」「一旦設計がモジュール化されるとその後何が起こるのか」というテーマについては、門外漢の私でも本書で「なるほど!」と理解できました。ただ、論証を含む内容ですので、正直まどろっこしいところも多々あります(そんなに数式並べ立てなくっても言いたいことはわかったよ、みたいな。)。ということからは、はやり言葉の「モジュール化」のアウトラインを理解したい、という向きには他に適切な本があるのかもしれません(本書は高いし)。
まあ、「これからは何でもモジュール化でついてこれないやつらは消えるだけだあ。」などと抜かす |
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インスタントラーメン誕生物語―幸せの食品インスタントラーメンの生みの親・安藤百福 (PHP愛と希望のノンフィクション) 価格: 1,323円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 奇跡のインスタントラーメンを生んだ、安藤百福さんのお話。 小さい頃から、学校で出来あがった事実を学ぶよりも、家事など自分の手を動かし、自分で考えて、工夫したりする事によって学ぶ事を好んでいた百福少年。 世の中の人達が、何を求めているのか、それを考え、提供する事で事業を成功させていく。間、戦争や、金融トラブルによって事業は中断される。しかし、その度に、周りの人々を観察し、何を人々は欲しがっているのか、自分に出来る事は何か、何か良いアイディアはないか、と考え続ける。 と、ある時、戦争後のラーメン屋の屋台に並ぶ人々の姿が思い浮かんだ。(人は、一杯のラーメンの為に、寒い中こんなに待つ事 |
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気は共振する 価格: 1,050円 レビュー評価: レビュー数: |