建築に夢をみた (NHKライブラリー) 価格: 966円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 2000年4?6月に放送されたNHK「人間講座」『建築に夢をみた』のテキストをもとに一冊の本としたもの。
12章に分けて、20世紀の建築と、そのなかにおける安藤忠雄建築の位置づけが語られている。空間としては広場、集合住宅、庭など。建築家としてはル・コルビジェ、ファン・デル・ローエ、ライト、バウハウスなど。世界各地の建築空間をたどりながら、近現代における「都市」というものが見直されていく。ただ、整理された内容ではないので、概説書とか教科書として使えるものではない。あくまで、安藤忠雄の目に映った近現代の建築ということだ。
各章とも、末尾で自身の手がけた建築について語 |
ゆめデリバリー 価格: 1,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 WEBラジオ『ひだまりスケッチ×365』オープニングテーマ曲とエンディングテーマ曲のCDシングルです。
歌唱は『ひだまり』の主役ゆの役の阿澄佳奈さんが担当します。
二曲ともすごく良い感じです。
オープニングの「ゆめテリバリー」はいつもの『ひだまり』らしいです。
とても気楽で、歌ったのは一人だけでも賑やかな感じです。
それに、この曲で、阿澄佳奈さんはすごいなぁって思えました。
この曲にはなかなか難度があると思いますから。
特に「驚きすぎて イナバうあぁー ひっくりかえって またどうぞ!」って所。
二 |
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パパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方 (生活人新書) 価格: 735円 レビュー評価:4.0 レビュー数:9 レビューで評判が良かったので期待して購入したが期待はずれもいいところでした。
前半から「おれは仕事も家事もバリバリこなせるすごいパパだぜ!」という著者の自慢話ばかりが続き、最後まで自画自賛な話ばかりでした。著者の経歴を見るとbk1→糸井重里事務所→ドコモ→楽天と、実に華々しいではないですか。世の中、年収300万時代でいつ会社からクビを切られるかビクビクしながら毎日を過ごすサラリーマンパパが大半だというのに。著者の上から目線な語り口には辟易しました。自称「ロックなPTA会長」だそうですが自己陶酔もいいところです。
「仕事はいつでもできる、けど、育児は今しかできない」・・ |
大名庭園を楽しむ お江戸歴史探訪 (朝日新書) 価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 武家諸法度の改定で、寛永12年(1635)に参勤交代制が始まり、各大名は屋敷地を、江戸城の周りに賜りました。徳川御三家や禄高の高い前田家や柳沢家など雄藩は、広くいくつもある屋敷地に、屋敷と共に今に残る名庭を造営しました。
本書のユニークさは、その庭を、美学的あるいは庭園史的に解説するのではなく、家臣たちが書き残した庭園拝見の記録に基づき、庭園がどう使われたかを考察している点です。○今見ると、石や樹木しかない庭ですが、当時庭を実際に逍遥すると、村落や町を真似た地区などがあり、入園者がいる時だけ見せる園主が凝らした趣向があり、酒肴と共に大いに楽しめたようです。○綺麗な庭 |
娯楽都市・江戸の誘惑 (PHP新書) 価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本書を読むと、江戸時代に大衆消費社会が成立していたということがよく分かる。
都市と地方で格差があったことは否定できないが、少なくとも江戸などの大都市において庶民の投じる娯楽支出が経済の大きな要素を占めるようになっていたことが分かる。完璧な「内需経済」である。
江戸という時代が、エネルギーと資源を完全に自給し(すなわち「パーフェクト・サステナブル社会」を実現し)、三千万人の人口を養っていたことはもっと自覚されてよいことだが、「内需振興」が叫ばれる今日、江戸の庶民が創造した「内需振興策」の知恵に学ぶことは無駄ではないと思われる。 |
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